導入企業GMO賃貸DX

活用事例 | 株式会社ジョイテック

企業名 株式会社ジョイテック
主なエリア 東京都および周辺エリア

事例サマリー

東京の不動産売買会社。オーナー向けアプリ『GMO賃貸DX』の導入により、受託オーナーとの修繕・見積もりのやり取りや報告業務を完全電子化し、郵送手間の削減とオーナー対応の迅速化を実現しています。

企業概要

事業概要

アパート・マンションの賃貸管理(PM)、退去リフォーム・原状回復工事の企画・施工などを手掛ける地域密着型の不動産管理会社です。

アセット規模・種類

地域エリアにおいて多数の管理・仲介物件を有し、不動産オーナーへの手厚い資産維持提案で知られます。

経営課題とDX方針

経営・業務の課題

収益不動産売買におけるオーナー折衝や情報整理の効率化、および管理物件オーナーとの書類送付・連絡の負担軽減。

目指す目標

土地・物件オーナーとのシームレスなコミュニケーションの確立と、ペーパーレスによる業務削減。

DX方針・取り組み

投資用土地・新築分譲売買におけるデータ管理と、GMO賃貸DX等の活用による土地・物件オーナーとのコミュニケーションデジタル化。

直近5年の財務情報

財務グラフ

非上場等のため、グラフ表示に必要な売上高推移データが公表されておりません。

ツールの導入と財務状況の関連

非上場のため詳細な財務推移は非公開ですが、堅実な賃貸管理手数料収入とリフォーム工事収入を背景に安定したキャッシュフローを構築しています。2023年10月に「GMO賃貸DX」を導入し、オーナー連絡をアプリ化。紙の収支報告書等の印刷・郵送コストを削減するとともに、AIを活用したオーナーとのコミュニケーション強化により、修繕などの意思決定スピードが飛躍的に向上。修繕工事の受注機会拡大(売上・粗利の上昇)と事務効率化による人件費抑制を同時に達成しています。

導入ツールと活用事例

GMO賃貸DX

導入時期: 2023年10月
現場の定着しやすさ

地主系の高齢オーナーが多いため紙からの移行に初期の懸念はあったが、手厚いサポートの伴走や地道な張り紙周知により、スムーズな定着を実現したため。

コストパフォーマンス

370棟に及ぶ巡回報告書の電子化と外部清掃連携により、印刷・封入などの事務コストを大幅に削減し、各棟で月5万円(月間約1,850万円)の経費削減効果を生んだため。

業務効率化の幅

1人あたり月20時間の労働時間削減だけでなく、情報の属人化解消、退去前チェックシート提出率の改善、コールセンターと連動したレスポンスの高速化などに広く寄与したため。

導入前の課題

選定理由

実施内容・プロセス

得られた効果

当サイトの独自考察とまとめ (GMO賃貸DX)

株式会社ジョイテックの事例は、賃貸管理会社におけるオーナーおよび入居者とのコミュニケーションプラットフォーム化と、外部清掃マッチングサービスである「COSOJI」とのシステム連携を見事に統合した、プロップテック活用の極めて模範的なモデルケースである。

本事例における最大の勝因は、単に紙をデジタル化しただけでなく、全担当者がチャット履歴をオープンに共有できるようにした点にある。これにより、特定の優秀な社員に業務や顧客情報が集中しパンクする「属人化問題」を根本的に解消し、担当者不在時でも即座に対応できる組織力を構築した。

また、地主系オーナーが多く高齢化が進む中でも、紙からアプリへの移行に成功したのは、伴走するカスタマーサクセスの支援と「お客様ファースト」の理念が現場に浸透していたためである。巡回報告書の完全ペーパーレス化により月20時間の労働時間削減と各棟月5万円の経費削減を同時に達成した本事例は、特に多数の管理物件を抱えながら郵送作業や電話対応に忙殺されている中堅・大手の賃貸管理会社において、即効性の高い参考事例となるだろう。