活用事例 | 株式会社エーシン
事例サマリー
福井県No.1クラスのビルダー。MAツール『KASIKA』を活用し、資料請求後の自動メール送信や休眠顧客への一斉メルマガ配信を仕組み化。顧客の熱量が高まった最適なタイミングでの追客により、来場者数300%を実現しました。
企業概要
事業概要
福井県内で新築注文住宅の企画・設計・施工から、分譲住宅、不動産仲介(売買・賃貸)まで幅広く手掛ける地域No.1クラスの住宅ビルダーです。
アセット規模・種類
福井県内において累計供給実績トップクラス。自社ブランド「エーシンホーム」等を展開しています。
経営課題とDX方針
経営・業務の課題
資料請求や反響への初動対応の遅れ、および経年による休眠顧客リストに対する架電アプローチの非効率性。
目指す目標
反響直後の自動対応化、および顧客のWeb行動履歴(閲覧ログ)の可視化による最適なタイミングでのアプローチ確立。
DX方針・取り組み
自社メディアやSNS(YouTube等)とWebサイトを連携させた反響獲得およびデジタル追客プロセスの自動化。
直近5年の財務情報
財務グラフ
非上場等のため、グラフ表示に必要な売上高推移データが公表されておりません。ツールの導入と財務状況の関連
非上場のため詳細な財務数値は非公開ですが、福井県内での圧倒的な知名度のもとで、新築注文から分譲、仲介までをシームレスに行うビジネスモデルで成長しています。2022年にKASIKAを導入し、メールの自動配信やイベント案内による休眠顧客の掘り起こし、顧客ごとのホームページ閲覧履歴の分析を進めました。これによりイベント来場者数が飛躍的に増加し、地域での新築・分譲の販売サイクルを加速。土地仕入れから住宅販売、引き渡しまでの回転率を高めることで経営の健全性を向上させています。
導入ツールと活用事例
KASIKA
自動追客メールの設定を初期に行えば、あとは自動で動作するため現場の負担が少なく、Web行動履歴の確認もシンプルであるため、運用開始から速やかに定着した。
来場数300%アップや、放置されていた休眠顧客リストからの直接の成約(2件)など、目に見える利益貢献を実現しており、抜群の費用対効果である。
反響直後の初動対応や定期的なフォローメルマガが自動化され、架電による無差別なアプローチが不要になったことで、営業活動全体のムダを大幅に排除した。
導入前の課題
Webやポータルサイト等からの資料請求や反響があっても、現場営業が他業務や顧客打合せで多忙な時間帯には即座に連絡を返すことができず、追客の初動対応の遅れから機会損失を発生させていた。また、過去の休眠顧客リストや検討が長期化している顧客に対して、電話での掘り起こしアプローチを行っていたものの、営業側の労力や架電手間に比べて顧客の反応が極めて薄く、営業担当者の業務過多と疲弊を引き起こしていた。顧客の具体的な関心度や、現在何に興味を持っているのか(間取り、価格等)が見えないこともアプローチを非効率にしていた。
選定理由
ホームページ上で顧客がどのような物件情報や施工事例、コンテンツを閲覧しているのかを詳細に追跡・分析できる行動履歴の可視化機能。反響発生直後の自動サンクスメール送信や、その後のステップメール、全リスト向けの一斉メルマガ送信など、追客業務を営業担当者の手を介さずに自動化し業務負荷を削減できる点。さらに、同規模の地域密着型工務店や注文住宅メーカーでの導入実績が豊富で、実際の運用モデルや成功イメージを描きやすかった点を選定理由としている。
実施内容・プロセス
KASIKAを導入し、資料請求や問い合わせ等の反響が発生したと同時に、自動的にサンクスメールやおすすめ物件情報を即座に配信するシステムフローを構築した。顧客のWebサイト上での閲覧行動を蓄積し、どのような間取りや予算感のページを見ているかといった顧客ニーズを事前にデータとして可視化。過去の顧客リストに対して定期的な一斉メールマガジン配信を仕組み化し、顧客がメール内のリンクをクリックしてWebサイトを再訪したタイミングをリアルタイムで検知してアプローチする営業手法を導入した。
得られた効果
自動追客機能の整備と、顧客のサイト再訪など熱量が高まった瞬間を狙ったアプローチの徹底により、モデルハウス等への来場数が300%(3倍)に急増した。過去の休眠リストからメルマガ配信を通じて関心を再燃させ、資料請求から成約まで至った事例が2件発生するなど、直接的な売上増に貢献。営業担当者が「誰に・いつ・何の提案をすべきか」がシステム上で明確になったため、無作為な電話営業などの無駄な業務が激減し、営業活動全体の生産性が大幅に向上した。
当サイトの独自考察とまとめ (KASIKA)
本事例は、福井県で地域密着型の注文住宅を展開するエーシンが、KASIKAの導入を通じて「見込み顧客の可視化」と「追客プロセスの自動化」を両立し、集客から成約までの歩留まりを劇的に改善した地方工務店のベンチマーク事例である。地方の住宅市場においては、限られた反響数をいかに取りこぼさず、中長期にわたり関係性を維持できるかが生命線となる。エーシンは、営業マンが忙しく対応が遅れがちだった反響への初動対応を自動サンクスメールで均一化し、さらに休眠リストへのアプローチを一斉メルマガ送信に置き換えることで、最小限の工数で顧客のニーズを掘り起こすことに成功した。
特にメルマガ開封やWeb再訪をトリガーとするピンポイントな営業アプローチは、顧客に鬱陶しがられず熱量の高い瞬間に接点を持てるため、成約に直結しやすい。
地方都市で営業人員が限られている工務店や、反響後のフォロー不足に悩む住宅事業者にとって、今すぐ真似すべき王道のMA活用法と言える。